世羅くんは甘くとろんとした瞳で私をジッと見つめた。
ううっ……。
なんだか変な空気になってきて。
「そ、そうだ。今月のRiRi見たよ! ヴァンパイアのコスプレ、かっこよかったね」
話題を変えると、世羅くんの表情もコロッと変わった。
「わー、ありがとう!」
「あんなにヴァンパイアの格好が似合うモデルさん、世羅くん以外にいないんじゃない?」
「ふふっ当然だよー。だって僕はホントは……いてっ!」
ぱこん、と世羅くんの頭に飛んできたのは一冊のノート。
その先をたどると……理都くん降臨……。
どうやらノートを投げたのは理都くんみたい。
「理都くんー、なにすんだよー」
「また寝てただろ。ノート写しとけ」
「わあっ、ありがとー」



