「先日のパーティで、オスカー殿下のプロポーズを完全拒否したので、それで恨まれた可能性はあると思います。他には、特にこれと言って思い当たることはありません」
会話していると、背後で扉がギィ――と開く音がした。
見ると、薄く開いた扉の隙間からイアンが顔を覗かせている。
大人たちが難しい話をしているから不安になっちゃったのかも。
「私、これ以上ここに居てもお役に立てませんから、イアン様の部屋に居ますね。何かあれば、声をかけて下さい」
「わかりました。あの子を頼みます」
駆け寄ってくるイアンを抱き留めた私は、手を繋いで大広間を後にした。
その夜、私はイアンを寝かしつけている間に眠ってしまい、起きた時には、すでにアシュレイは屋敷をあとにしていた。
屋敷の警備にあたる騎士から話を聞いたところ、筆跡と香水の残り香により犯人が特定出来たようだ。
現在、アシュレイ率いる精鋭部隊が、逮捕のための証拠固めをしている最中らしい。
それから数時間後――。
私の元に「犯人を逮捕しました」とアシュレイから一報があった。
会話していると、背後で扉がギィ――と開く音がした。
見ると、薄く開いた扉の隙間からイアンが顔を覗かせている。
大人たちが難しい話をしているから不安になっちゃったのかも。
「私、これ以上ここに居てもお役に立てませんから、イアン様の部屋に居ますね。何かあれば、声をかけて下さい」
「わかりました。あの子を頼みます」
駆け寄ってくるイアンを抱き留めた私は、手を繋いで大広間を後にした。
その夜、私はイアンを寝かしつけている間に眠ってしまい、起きた時には、すでにアシュレイは屋敷をあとにしていた。
屋敷の警備にあたる騎士から話を聞いたところ、筆跡と香水の残り香により犯人が特定出来たようだ。
現在、アシュレイ率いる精鋭部隊が、逮捕のための証拠固めをしている最中らしい。
それから数時間後――。
私の元に「犯人を逮捕しました」とアシュレイから一報があった。



