その夜、アシュレイに聞いてみたところ、キャシーは騎士団を束ねる中隊長のお嬢さんだということが分かった。
キャシーの父・マクガレン中隊長は、アシュレイの上官であり、かつてはイアンの父親の上司でもあったらしい。
「イアンとキャシー嬢は幼い頃からの友達なんです。マイペースなイアンが堅苦しい貴族学校に入りたがったのも、キャシー嬢と一緒に居たかったからでしょうね」
そう話すアシュレイの表情や声音は、今朝と同様やさしくて甘い気がする。
なんだか調子狂うんだけど……!
赤面しそうになるのを何とかこらえ、甘ったるい空気を振り払うように私は溌剌とした声で言った。
「そっ、そうなんですね! 初恋の相手との最初のダンス……。絶対に成功させなきゃですねっ!」
イアンの学校生活も、来たるべきダンスパーティーに向けたレッスンも、何もかもが順調に進んでいた。
しかしパーティが間近に迫った日の夕方。
トラブルは突如として起きた――。
キャシーの父・マクガレン中隊長は、アシュレイの上官であり、かつてはイアンの父親の上司でもあったらしい。
「イアンとキャシー嬢は幼い頃からの友達なんです。マイペースなイアンが堅苦しい貴族学校に入りたがったのも、キャシー嬢と一緒に居たかったからでしょうね」
そう話すアシュレイの表情や声音は、今朝と同様やさしくて甘い気がする。
なんだか調子狂うんだけど……!
赤面しそうになるのを何とかこらえ、甘ったるい空気を振り払うように私は溌剌とした声で言った。
「そっ、そうなんですね! 初恋の相手との最初のダンス……。絶対に成功させなきゃですねっ!」
イアンの学校生活も、来たるべきダンスパーティーに向けたレッスンも、何もかもが順調に進んでいた。
しかしパーティが間近に迫った日の夕方。
トラブルは突如として起きた――。



