「呪われる?」 「麗しの乙女になんて言う口の利き方なの!?ちょっと表出なさいよ!1発殴ってやる!」 動かせない足の代わりに頑張って手を伸ばし、思いっきりカーテンを空けるとそこには初めて見るお隣さんの顔が。 「えっ……」 キリッとした目、スッとしている鼻筋。 ぷっくりとした女子顔負けの唇。 サラサラとした黒髪で、優馬先輩以上の今までに見たことの無いイケメンが目の前に居た。