窓から程よい風が入ってくる。






「…………」






昨日の出来事が本当は夢だったらいいのにって思うけど、目の腫れ具合と重さであれは夢じゃないと実感した。







現実なんだと思い知らされてまた静かに涙を流した…………なんて綺麗なものではなく、声を出し大号泣した。






あーきっとお隣さんからしたら、はた迷惑な話なんだろうな。






頭の片隅にそんなことを思いながら泣き疲れてそのまま寝てしまった。