考えてたら昼休みの終わるチャイムが鳴った。 「戻ろうか」 「はい!琴菜行こう!」 「うん」 「琴菜ちゃん、今日も放課後ダメなんだ。先に帰ってて」 「私も今日は予定があるので大丈夫ですよ!頑張ってください!」 今日もか……。 私が落ち込んでいる時、あの子は密かに笑っていたのだ。