「お姉ちゃんー！」
「おー！友姫(ゆき)！どうしたのー？」
「これ、あげる！」
友姫からもらったのは不格好な鶴。友姫は生まれつき障害を持っていた。でも、あの事があるまでは私は、ずっとこの暮らしが続くと思ってた。




家に帰ると殴る音が聞こえる。これは、暴走族、『魅井羅(みいら)』だった。私は、すぐさまリビングに行った。
ﾄﾞｺﾄﾞｺ　ｸﾞｼｬ
「！！友姫！」
「お姉ちゃん、助けて、」
その後から記憶がない。気づいたら、魅井羅は全滅してた。
「友姫、？大丈夫だよ。、、、、友姫、？友姫！友姫？！」
その時、友姫が死んだ。
一人の妹である友姫が