「えっと、なんでだっけ.....」


斜め上を見て、なんでだろうと思いだそうとしていた。

しかし、なかなか思い出せないよう。


「うーん、思い出せないや」

「えー笑」
 

勉強に飽きたのか、机の上でうつ伏せになって、勉強を続けていた女性に話しかけていた。


「はぁー、うちらももう4月から大学生だよ?
早くない!?この前高校入ったと思ったのに」

「フフ、そうだね」