「でもこのままだとももちゃんが危ないかもね」

「そうだな.....早く決めねぇと」


それから里親候補を何度も調べ、問題のない家族。桃子を可愛がってくれる家族。ありとあらゆることを調べ上げ、桃子の家族を決めた。


本当はお互い対面して決めるのがいいのだろうが、時間もないし、黒神組で面倒を見ていたと知ったら色々まずい。

勿論、向こうにも桃子の性格や、これまで実の両親にされていたことなどを相手に渡した。

そこで相手も桃子がいいと言ってくれたのだ。これで桃子の里親が決まった。決まってしまった.....。