そのまま桃子達を通り過ぎてその人物はどこかに行ってしまった。 これが最後の乗り物。 結構長い列に並んでいた。 「もも、どうかしたか?」 「ううん。なんでもない.....」 先ほどから少し様子がおかしい桃子に黒神は心配していた。 だんだん桃子はソワソワし始め、黒神と繋いでいる手に汗が出てくる。