「登校できましたね、さすが一花さんです。今夜は一花さんの家でお祝いしましょう」
「!?」
さも自分も参加するような言い方だったから、急いで釘を打つ。
だけど、このお助けマン。一筋縄ではいかないようで……
「お、お願いだから……もう家には来ないでね?」
「そういう照れ隠し、僕は嫌いじゃないですよ」
そう言って意地悪く微笑んだ桂木くん。そんな彼に、私の胸が少しだけドキッと跳ねたのは……絶対に内緒。
色々あったけど――
自己肯定感が大爆発している、超ポジティブなお助けマンの桂木くん。彼は宣言通り、ちゃんと私を救ってくれた。それがとても嬉しくて、とんでもなく幸せで。
だから、過去の私に教えてあげたい。
家から出ておいで。クラスには、頭のぶっ飛んだ面白い委員長がいるよ――って。
「桂木くん」
「はい?」
「その……色々と、ありがとう」
「――ふっ」
こちらこそ、ですよ
【 超ポジティブな委員長の桂木くん 】
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