皆に見えない所で、桂木くんが私の背中をポンと叩く。そして、私にしか聞こえない声で、ボソリと。
「今の一花さんは、可愛くてカッコイイですよ」
なんて。そんなモテ男子が言いそうな事を言った。
「っ!」
こんな時に!何言ってんだ!!
と少しの怒りを覚えた私は、その勢いに便乗して、震える自分の口を、無理やり開く。
「(伝えるんだ……、頑張るんだ……っ!)」
おそるおそる、ペコリとお辞儀をする。そして、
「きょ、今日から……また、よろしくお願い……します……っ」
震える声で、なんとか挨拶をした私を、真っすぐ見つめる桂木くん。
私は、ドキドキして倒れそうな中、横にいる桂木くんの存在に……ちょっぴり安心していた。彼が隣にいると、なぜだか「大丈夫だ」って思えちゃうのが不思議。
「(お母さんが”桂木くんがいるなら大丈夫ね”って言った理由が、分かった気がする……悔しいけど)」
そんな私の気持ちを、知る由もない桂木くん。皆に聞こえないように、極力小さな声で、ヒソヒソと私に話しかける。
「今の一花さんは、可愛くてカッコイイですよ」
なんて。そんなモテ男子が言いそうな事を言った。
「っ!」
こんな時に!何言ってんだ!!
と少しの怒りを覚えた私は、その勢いに便乗して、震える自分の口を、無理やり開く。
「(伝えるんだ……、頑張るんだ……っ!)」
おそるおそる、ペコリとお辞儀をする。そして、
「きょ、今日から……また、よろしくお願い……します……っ」
震える声で、なんとか挨拶をした私を、真っすぐ見つめる桂木くん。
私は、ドキドキして倒れそうな中、横にいる桂木くんの存在に……ちょっぴり安心していた。彼が隣にいると、なぜだか「大丈夫だ」って思えちゃうのが不思議。
「(お母さんが”桂木くんがいるなら大丈夫ね”って言った理由が、分かった気がする……悔しいけど)」
そんな私の気持ちを、知る由もない桂木くん。皆に聞こえないように、極力小さな声で、ヒソヒソと私に話しかける。



