超ポジティブな委員長の桂木くん (短)

「すごく壮大、且つ盛大な大ウソぶっこんでるよ!この人!!」


だけど、桂木くんにとっては死活問題らしくて。これからクラスに入るというのに、隣で「はぁ」とため息を連発している桂木くん。

地縛霊みたいな桂木くんを横に、クラスに入る勇気はないので「分かった!」と言って、桂木くんの手を握る。


「やる!やるから!だから、少しは笑って!今だけでも!」


私のために!!


すると桂木くんは、よほど嬉しかったのか「本当ですか!」とニコッと笑った。忘れていたけど、メガネで抑えられているだけで、桂木くんは素はイケメンなんだった。はじける笑顔に、途端に神々しさを覚えてしまって、


「うっ!」


眩しさに耐えかねて、急いで目を瞑った。だけど桂木くんは、そんな私の事はお構いなし。


「今は授業中ですけど、この僕が登校してきたのですから入ってもいいですよね?」とドアの取っ手に手をかける。


「え!ちょ、ま……っ!」


急に動悸がしてきた私。

だけど、桂木くんは、


キュッ


「大丈夫ですよ」