超ポジティブな委員長の桂木くん (短)

「もちろん直前で離しますよ。見つかったら僕のファンに八つ裂きにされますからね、一花さんが」

「もうどこからが現実で、どこからが妄想なのか分かんない……」


だけど、このとんでもない桂木くんのおかげで、学校を見て「どうしよう」よりも「やっと着いた」って感想の方が大きかった。

だって、ずっと隣で宇宙語を喋られたら……誰だって、日本語を聞きたくなるでしょ?恋しくなるでしょ?……そういう感じ。

「じゃあ行こうか」と言った私の腕を、グッと握った桂木くん。

何かと思えば、「聞き忘れていましたが」と、桂木くんは真剣に私を見た。


「一花さんは、どうして学校に来なくなったのですか?」