超ポジティブな委員長の桂木くん (短)

「ん……そうだね」


桂木くんを真似て、上を見る。眩しいくらいにギラついている太陽が、容赦なく私たちを見下ろしていた。


「へっくしゅ!」

「(太陽を見るとクシャミが出る人って、本当にいたんだ)」


昨日から、どんどん桂木くんと言う人を知れているような……謎が深まっていくばかりのような。

そうだ!いい機会だし、昨日のアレも聞いておこうかな?


「そういや桂木くん。昨日、言いかけた事ってなんだったの?」

「言いかけたこと?」

「ほら、ウチから帰る直前に、」


――委員長だからって、そこまでしなくていいよ
――いえ、違うんです


何が違うのか理由が聞けなくて、ずっと気になっていた。だから質問したのだけど、桂木くんは「まさか」と口に手を当てた。


「そんな事が気になって、それで寝られなくて……結果、目の下にひどいクマをつけたんですか?」