𝓼𝓲𝓵𝓮𝓷𝓽 𝓷𝓲𝓰𝓱𝓽 -気まぐれ猫を溺愛したい-

しかも、生徒会長、さっきから私の顔を見つめて、じっと黙っている。

……うぅ……帰りたい。

もういいかなぁ……。

取り消しは、できないよねぇ…。

うっ、なんてことを言っちゃったんだろう……。




「洲守夜亞ちゃーん? 聞こえてる~?」

「聞こえてなさそうだな。立ったまま気を失ってるのか……?」

「えっ、なんで?」

「……ツカサ、ぶち殺すぞ、おい」

「きゃぁー怖いー」

「ふざけてんのか? ついに頭ヤったのか」

「マコぉ、やってんのはそっちでしょ?」

「…………」

「物騒なことを言うな、こんな時に」




わいわいがやがや…………してるけど、っちょっと無理っ。

無理無理無理無理無理ぃぃいいい……!




「野坂先輩…」

「んー?」

「もう帰っていいですかね……?」

「え~、だめー」




やんわりと断られ、ですよね……と肩を落とす。




「基本的に一般人、しかも女子生徒は入れないのだが……」

「えぇー、固すぎ―」

「“沈黙”に触れない……つまり、関わらないなら良いと思うのだが……」




……“沈黙”……。