「そういう八谷は?」

「うーん、夕飯は別でもいいけど、食後のデザートは家族で食うかな」

「八谷もマジでいいやつだよね」



「じゃあ、デート今度にする?」

八谷が珍しく真剣な顔でこちらを見た。



「今度っていつ?」



私は少し寂しくてそんな質問をしてしまった。



「え、明日」



「八谷のそうゆう所むっちゃ好きだわ」