「…………はい」
『あ、出てくれた!』
電話の向こうからはこの時間には考えられないほどに明るい声が。
『急にごめんね。遅いのに。』
いやほんとに。
とは本人の前では言えないので言葉を押し殺す。
「あの、どちら様ですか?」
『あー。そりゃあ覚えてないかぁっ』
名前を聞いてもわからない。
お家を聞いても…とはならないけれど。
『俺、高校の時のクラスメイト。仲良かったじゃん。』
「…え?だれだろう」
本気でわからずについ口を滑って出た言葉はよく考えればかなり失礼な言葉。
「あっ、えとすみません。覚えてなくて」
『うーん。じゃあ、こう言ったらわかるかな。』
必死に考えるけど、まだやはり誰かわからない。
『白馬の、王子様』
囁くような甘い声は、私の耳を刺激する。
思わず顔を顰めそうな甘ったるい声でそんなこと言われたら何が何だかわからなくなる。
『あ、出てくれた!』
電話の向こうからはこの時間には考えられないほどに明るい声が。
『急にごめんね。遅いのに。』
いやほんとに。
とは本人の前では言えないので言葉を押し殺す。
「あの、どちら様ですか?」
『あー。そりゃあ覚えてないかぁっ』
名前を聞いてもわからない。
お家を聞いても…とはならないけれど。
『俺、高校の時のクラスメイト。仲良かったじゃん。』
「…え?だれだろう」
本気でわからずについ口を滑って出た言葉はよく考えればかなり失礼な言葉。
「あっ、えとすみません。覚えてなくて」
『うーん。じゃあ、こう言ったらわかるかな。』
必死に考えるけど、まだやはり誰かわからない。
『白馬の、王子様』
囁くような甘い声は、私の耳を刺激する。
思わず顔を顰めそうな甘ったるい声でそんなこと言われたら何が何だかわからなくなる。



