☆
…私は、あなたの彼女にとんでもないことをしました。
私はたしかに、神の啓示を受けました。
でも、それをうまく信者に伝えることができなかったのです。
神は、私にこうお告げくださいました。
『輝ける者の魂を私に捧げよ』
と。
魂、つまり、心です。
『輝ける者』に神の教えを説け、そうおっしゃったのです。
だから私は、その日にもっとも輝いていた人物―
水川繭さんの魂を、神に捧げようと思いました。
あの日の彼女は、素晴らしかった…。
たくさんの祝福に囲まれて、ダイヤモンドも霞んでしまうほどに輝いていた。
彼女の魂こそ、神に捧げるにふさわしかった。
それで、信者に彼女を連れてくるよう命じました。
私が直接、水川さんに神の教えを説くつもりでした。
そして彼女が神を崇拝したとき、魂は神に捧げられ、世界が救われるはずだったのです。
…ところが、信者の勘違いで、すべてが狂ってしまった。
「魂を捧げる」という神のお言葉を、「命を捧げる」と受け取ったのです。
…水川繭さんの殺害は、私の知らぬところで行われていました。
本当に、残念です…。
…私は、あなたの彼女にとんでもないことをしました。
私はたしかに、神の啓示を受けました。
でも、それをうまく信者に伝えることができなかったのです。
神は、私にこうお告げくださいました。
『輝ける者の魂を私に捧げよ』
と。
魂、つまり、心です。
『輝ける者』に神の教えを説け、そうおっしゃったのです。
だから私は、その日にもっとも輝いていた人物―
水川繭さんの魂を、神に捧げようと思いました。
あの日の彼女は、素晴らしかった…。
たくさんの祝福に囲まれて、ダイヤモンドも霞んでしまうほどに輝いていた。
彼女の魂こそ、神に捧げるにふさわしかった。
それで、信者に彼女を連れてくるよう命じました。
私が直接、水川さんに神の教えを説くつもりでした。
そして彼女が神を崇拝したとき、魂は神に捧げられ、世界が救われるはずだったのです。
…ところが、信者の勘違いで、すべてが狂ってしまった。
「魂を捧げる」という神のお言葉を、「命を捧げる」と受け取ったのです。
…水川繭さんの殺害は、私の知らぬところで行われていました。
本当に、残念です…。



