今だって、ひとりで部屋の隅の方に座ってじっと俯いている。
こんな状況なのにみんなと一緒にいなくても不安じゃないんだろうか?
そんな疑問が浮かんできたとき、毅と哲也のふたりが食堂へ戻ってきた。
死体を運んだだめ、シャワーを浴びてきたのだ。
髪の毛はまだ濡れている。
「頼みがあるんだ」
食堂へ入ってきて椅子に座ることもなく毅が面々を見つめて行った。
「頼み?」
美幸が聞き返す。
「俺のアドレスを消してくれ」
その言葉に結はまばたきをした。
アドレスを消す?
それはどうしてだろうと考えたが、すぐに思い当たることがあった。
あのメールだ。
死体写真はまず先生に送られてきた。
次に運転手さん。
こんな状況なのにみんなと一緒にいなくても不安じゃないんだろうか?
そんな疑問が浮かんできたとき、毅と哲也のふたりが食堂へ戻ってきた。
死体を運んだだめ、シャワーを浴びてきたのだ。
髪の毛はまだ濡れている。
「頼みがあるんだ」
食堂へ入ってきて椅子に座ることもなく毅が面々を見つめて行った。
「頼み?」
美幸が聞き返す。
「俺のアドレスを消してくれ」
その言葉に結はまばたきをした。
アドレスを消す?
それはどうしてだろうと考えたが、すぐに思い当たることがあった。
あのメールだ。
死体写真はまず先生に送られてきた。
次に運転手さん。



