「じゃ、じゃあどうして毅を……」
「ん? あぁ、それはね……邪魔、だったから」
邪魔?
結は大河を見つめる。
さっきからの大河は結が知っている大河じゃない気がしてならない。
「この男は2年前、俺の好きだった女の子を俺から奪ったんだ。告白しようと思ってたのに、この男のことが好きだって又聞きした」
それは毅が女の子を奪ったことにはならない。
そう思ったが、グッと言葉を飲み込んだ。
「だから、今度はうばわれないようにしたかった」
大河の視線が結へ向かう。
結は一歩後ずさりをした。
雨が体の体温を急激に奪い取っていくのを感じる。
街はもう目の前になのに、また雨脚が強くなってきていた。
「ん? あぁ、それはね……邪魔、だったから」
邪魔?
結は大河を見つめる。
さっきからの大河は結が知っている大河じゃない気がしてならない。
「この男は2年前、俺の好きだった女の子を俺から奪ったんだ。告白しようと思ってたのに、この男のことが好きだって又聞きした」
それは毅が女の子を奪ったことにはならない。
そう思ったが、グッと言葉を飲み込んだ。
「だから、今度はうばわれないようにしたかった」
大河の視線が結へ向かう。
結は一歩後ずさりをした。
雨が体の体温を急激に奪い取っていくのを感じる。
街はもう目の前になのに、また雨脚が強くなってきていた。



