死体写真2

なにが正解だったの?


わからなくて頭の中は真っ白に染まる。


結局なにもかもが無駄だったのかもしれない。


1年前の出来事だって、解決には至らなかった。


ただただ、自分の前から大切な仲間が消えていくだけ。


絶望感に体がズッシリと重たくなっていく。


雨音に毅の足音はかき消されて、もう聞こえることもない。


もういい。


もうやめよう。


どうせ逃れることができないなら、いっそこのまま……。


すべてを諦めかけた瞬間、結の横を誰かが大股で通り過ぎていった。


それが大河だと気がつくまでに少し時間が必要だった。


大河の服は血に濡れていて、それでもしっかりと毅を追いかけていく。


「大河、どうして!?」


声をかけると、立ち止まったのは毅の方だった。


目の前に立つ大河に驚愕の表情を浮かべる。