それが一番来てほしくないメールだとしても、もう誰もいなくなってしまったのだから、怖くないはずだった。
それなのに結の手はなかなかメール画面を開こうとしない。
体が小刻みに震えて止まらない。
呼吸が苦しくなって死んでいったみんなの顔が浮かんでは消えていく。
結は一度キツク目を閉じて、そしてまた開いた。
自分でも気が付かないうちに涙が頬を流れ落ちていく。
それは雨と混ざり合い、すぐにわからなくなった。
結の人差し指がスマホ画面をタップして今届いたばかりのメール画面を表示させた。
本文はなく、写真が添付されている。
その写真を開くと……後頭部から血を流して倒れている結がうつっていた。
「……っ!」
わかっていたことだった。
毅に二度目のメールが届いてから、自分にも来るだろうと予測できていたはずだった。
それなのに結の心は追いつかず、スマホを滑り落としてしまっていた。
アスファルトの上にカシャンッと音を立てて転がるスマホ。
それなのに結の手はなかなかメール画面を開こうとしない。
体が小刻みに震えて止まらない。
呼吸が苦しくなって死んでいったみんなの顔が浮かんでは消えていく。
結は一度キツク目を閉じて、そしてまた開いた。
自分でも気が付かないうちに涙が頬を流れ落ちていく。
それは雨と混ざり合い、すぐにわからなくなった。
結の人差し指がスマホ画面をタップして今届いたばかりのメール画面を表示させた。
本文はなく、写真が添付されている。
その写真を開くと……後頭部から血を流して倒れている結がうつっていた。
「……っ!」
わかっていたことだった。
毅に二度目のメールが届いてから、自分にも来るだろうと予測できていたはずだった。
それなのに結の心は追いつかず、スマホを滑り落としてしまっていた。
アスファルトの上にカシャンッと音を立てて転がるスマホ。



