大河はそんな結の肩に手を置いた。
「まだ時間はあると思う。とにかく下山できるところまでしよう」
「どうしてそんなことが言えるの!?」
24時間以内に死ぬかもしれないのに、どうしてそんなに冷静でいられるの!?
結ノパニックは収まらず、泣きじゃくる。
そんな結に大河もつらそうに顔をゆがめた。
「俺たちは行く。お前はいつまでも泣いてりゃいいんだ」
毅の吐き捨てるような言葉に結が顔を上げた。
涙で視界が滲んでいるけれど、睨まれていることがわかった。
「な……によ……! なによ、あんただって人殺しのくせに!」
「あぁそうだよ。自分のために人を殺した。それがなにか悪いか?」
開き直ったような毅の言葉に結は目を見開く。
仲間たちを殺しておきながら、信じられない言葉だった。
怒りがふつふつと湧いてきて顔が赤く染まっていく。
結は両足の力を振り絞って立ち上がった。
「私も行く。あんたたちの悪事をちゃんと告発してやる」
その言葉に毅は軽く笑って再びあるき出したのだった。
「まだ時間はあると思う。とにかく下山できるところまでしよう」
「どうしてそんなことが言えるの!?」
24時間以内に死ぬかもしれないのに、どうしてそんなに冷静でいられるの!?
結ノパニックは収まらず、泣きじゃくる。
そんな結に大河もつらそうに顔をゆがめた。
「俺たちは行く。お前はいつまでも泣いてりゃいいんだ」
毅の吐き捨てるような言葉に結が顔を上げた。
涙で視界が滲んでいるけれど、睨まれていることがわかった。
「な……によ……! なによ、あんただって人殺しのくせに!」
「あぁそうだよ。自分のために人を殺した。それがなにか悪いか?」
開き直ったような毅の言葉に結は目を見開く。
仲間たちを殺しておきながら、信じられない言葉だった。
怒りがふつふつと湧いてきて顔が赤く染まっていく。
結は両足の力を振り絞って立ち上がった。
「私も行く。あんたたちの悪事をちゃんと告発してやる」
その言葉に毅は軽く笑って再びあるき出したのだった。



