同じ部屋になった美幸と静がまたはしゃぎはじめた。 きっとふたりの部屋はいつまでも消灯せずに明かりがついているんだろう。 結は明日香へ視線を向けた。 「よろしくね」 視線がぶつかり、口パクでそう伝えたのだった。