視界いっぱいに入ってきた壮大な光景に感嘆の声を上げた。
手前に黄色、右奥に白、左奥には紫。
大輪のパンジーが一面に広がっている。
これぞまさに眼福。なんて美しい……。
「千早さん、せっかくだから一緒に写真撮らない?」
「いいの⁉ それじゃお言葉に甘えて……」
他のお客さんの邪魔にならないよう、道をそれて花畑の前に移動。
黄色いパンジーを背景に、沢村くんのスマホで数枚写真を撮った。
「後で送るね」
「ありがとう!」
高ぶる感情を抑えきれず、満面の笑みでお礼を口にした。
傍から見たら、たかが写真1つではしゃぎすぎだろってバカにされそうだけど、そんなの気にしない。
だって、大好きな人とのツーショットだよ? しかも背景は、愛してやまないお花の絨毯。平常心を保っていられるわけがないよ。
沢村くん、連れてきてくれてありがとう。
パンジーさん、綺麗な花を咲かせてくれてありがとう。
管理人さんも、お手入れしてくださってありがとうございます。
そしてお天道さま、空気を読んでくれてありがとうございます!
日差しが射し込む空の下、感謝の念をそれぞれに飛ばした。
手前に黄色、右奥に白、左奥には紫。
大輪のパンジーが一面に広がっている。
これぞまさに眼福。なんて美しい……。
「千早さん、せっかくだから一緒に写真撮らない?」
「いいの⁉ それじゃお言葉に甘えて……」
他のお客さんの邪魔にならないよう、道をそれて花畑の前に移動。
黄色いパンジーを背景に、沢村くんのスマホで数枚写真を撮った。
「後で送るね」
「ありがとう!」
高ぶる感情を抑えきれず、満面の笑みでお礼を口にした。
傍から見たら、たかが写真1つではしゃぎすぎだろってバカにされそうだけど、そんなの気にしない。
だって、大好きな人とのツーショットだよ? しかも背景は、愛してやまないお花の絨毯。平常心を保っていられるわけがないよ。
沢村くん、連れてきてくれてありがとう。
パンジーさん、綺麗な花を咲かせてくれてありがとう。
管理人さんも、お手入れしてくださってありがとうございます。
そしてお天道さま、空気を読んでくれてありがとうございます!
日差しが射し込む空の下、感謝の念をそれぞれに飛ばした。



