ひだまりで誓う桜色の愛

恋愛(ピュア)

茶葉月ゆら/著
ひだまりで誓う桜色の愛
作品番号
1690446
最終更新
2024/04/25
総文字数
65,412
ページ数
142ページ
ステータス
完結
PV数
13,695
いいね数
10
大学生になって早1年。
私には密かに片想いしている男の子がいる。



「あははっ。引っかかった」

「俺の傘大きめだから入りなよ」



家族思いで温厚な性格。

だけど、いたずらとおせっかいが好きな、
ちょっぴり不思議なお坊ちゃま。


実はバイト先の常連さんで、
私の担当医の息子さんでもある。


将来は親の病院を継ぐことが決められていて、
一見、順風満帆な人生を歩んできたかに思えるけれど──。



「でも、ごめん。
俺……今はまだ、千早さんとは付き合えない」

「……未練があるんだ。元カノに」



彼には忘れられない人がいました。



────

花を愛する健気な女子大生

×

お茶目で心優しい医者の卵

────



夢を奪われたあの日からずっと、
先の見えない暗闇の中にいた。


毎晩毎晩、絶望感に襲われ、
真っ暗な部屋で1人嗚咽を漏らしていた。


そんな私を、
あなたは無償の愛と優しさで包み込んで、
生きる希望をくれた。


だから今後は──。



「バカっ、今更遅いんだよ……っ」



声を震わせて泣き崩れる君を見た時、
私は一生、君の傍にいると誓った。



『赤い瞳に今日も溺れる』
『ほろ苦彼氏の甘い口づけ』
に登場した宗星の話です。

単体でも読めるようになっていますが、
一緒に読むと宗星の成長を実感することができます。



2023/3/6 執筆開始
2023/4/19 執筆中断
2024/3/12 執筆再開
2024/3/27 完結公開
あらすじ
大学生の桜月(さつき)は、同い年の友人、宗星(そうせい)に片想い中。
ある日、宗星から「ホワイトデーにおでかけしない?」とデートに誘われる。

胸を躍らせる反面、過去の傷が疼くのを心配する桜月。
しかし、宗星もまた、どうやら悲しい過去を抱えているようで……。

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