「……蓮さん?」 「美宙ちゃん、俺。美宙ちゃんが好きだ」 「……っ……」 「真面目でまっすぐなところも、本当は可愛くて女の子らしいところも、しっかりしてるのに抜けてるとこも、すごく好き。俺、年上で……対象外かもって思ったけど、どうしても抑えられなかった」 「れ、ん、さん……っ」 「美宙ちゃんさえ良かったら、俺と、結婚前提でお付き合いしてほしいんだ」 私はその言葉がとても嬉しくて「私、も」と声を出す。