そのあとから少し小柄な男の子と、黒マスクを着用した男の子が後からやってきて、わたしを無遠慮にも睨みつけてくる男子が総勢4人になった。
女の子を呼び寄せたのがメガネをかけた黒髪に碧眼の男の子で、その子を守るようにわたしの前にいるのが銀髪に黒目の男の子。
誰も彼も、女の子に駆け寄るや否や、わたしをぎろりと睨み上げてくる、その様子に。
────びっくりするほど、安堵しているわたしがいて。
それに気を取られていたせいか。
「え〜ル〜ちゃ〜んっ、おっ疲れ!」
「……睿霸、気配殺すのうますぎませんか?」
「ふフん、僕それに関しては若くんより上手い自信あるさかい」
背後から、突進する勢いで駆けてきていた睿霸に気づかず、そのまま思いっきり抱きつかれてしまった。
あ、危ない。勢いがすごすぎて、前に倒れるところだった。



