え、え。 混乱した頭で、洸の顔を覗き込む。 「だ、だって、洸が色んな女の子と…」 「ちーに依存するのが怖くて色んな子と遊んでみてた」 「え?」 「お前が思ってるよりちーのこと好きだし、俺以外の男なんて周りにいらねーし、世界で2人だけだったらいいのにって、おもってた」 ぎゅ、と握られた指先。 私もそれを握り返したら、少し驚いたような表情と目が合った。 「引くよな、こんなの」 ……なんだ、同じだったんだ。 あの頃のきみは、何も嘘じゃなかったんだ。