「はいはい、そういうことね。俺もう行くわ。チョコありがとうね、ちーちゃん」 意地悪な顔で最後に名前を呼んだ小林くんに。 「ちーって呼ぶな」 不機嫌な声が降ってくる。 ドクドクと心臓が脈打って、どうしたらいいのかわからない。2人残されて、急に気まずくなってしまう。 下を向いて、私の指を、綺麗な指で絡めとる。 触れ合った指先から心臓の音が聞こえてしまうんじゃないかと心配になった。 「……ちー、早く俺だけのものになって」 「、え」 「もう無理、いつになったら落ちてくれんの」