スウィートメモリー💝

「うん,分かってる。ありがとう愛來,嬉しい」



ふわりと笑う亜季は,やっぱりかっこよくて。

きゅんと鳴った胸に,唇を噛んだ。

亜季が,格好いい。



「じゃあ……俺,彼氏ってことでもいい?」

「……うん,私も,亜季の彼女がいい」



その響きが嬉しくて,笑みがこぼれる。



「ホワイトデー,ちゃんと作ってくる」

「じゃあ,私も」

「また交換だね」

「ふふっ……楽しそう!」

「よろしくね,愛來。卒業しても」

「うん,よろしく」



チョコレートの思い出。

甘くて,どきどきで。

だけど,溶けてなくなりはしない。

そんな,思い出。