「俺も認識しておくわ。あんたが頑固者だってこと」
「それはどうも。頑固者の奈良橋で覚えておいてください」
だって人の行動を感謝と思ったのなら、感謝として受け取ってもいいでしょ?
悪いように捉えるよりも、良い意味で捉える方が絶対に良いから。
「ところであんた、お昼食べないの?」
「...えっ、食べるつもりだけど」
いきなりお昼の話?
「見た感じ、食べるもの持ってなくない?」
「今は持ってないよ。教室に戻って食べるつもりだし」
菊池伊月と話をしたかっただけで、一緒にお昼食べようと思って来たわけじゃないしね。
「.....あれ」
「...?」
彼が指さした方向には時計があって、時間を確認すると....
「う、嘘!?」
まさかの時間を指していて、今更慌てふためく。
「あの時計、壊れてないよね!?」



