私だったら1日中あんな視線注がれて、注目の的になるなんて疲れてしまう。
だからこそ彼は今、ここに避難してきているのではないか。
「あんた、そんなことで謝りにきたの?」
「え....そうだけど」
だって私の一言で彼が来てくれたなら、責任の一端は私にあるでしょう?
「ハハッ、やっぱりあんた馬鹿でしょ」
「ちょっと、なんで笑うの!?私は真剣に謝っているのに」
私の言葉で来てくれてこんな目に遭って悪いと思ったから、こうして直接謝っている。
「よく考えてみなよ。俺はあんたとクラスメイトでしょ?」
「.....?そんなこと知ってるよ」
今更言われなくても私と菊池伊月がクラスメイトであることなんて知ってるけど....。
「ってことは俺は3年生。この学校に2年間も通ってるわけ」
.....うん、それも当たり前じゃない?



