「一体誰が.....?」
記憶をたどっても、眠る前にはそのままの状態だった。
夢を見ながら自分がこんなことができるとは思えないから、誰かがやってくれたとしか思えない。
でも日直の仕事なんて誰もやりたがらないし、この時間に教室に来る人なんて誰も....。
その時ある1人の人物が思い浮かんだ。
「.....まさかね」
正直可能性は低いと思ってるけど、彼以外に思い当たる人がいない。
だってあの時教室にいたのは私を除いて彼1人しかいないから。
でもだとしたら帰ろうとしたところで私がちょうど起きたという話は嘘?
この黒板掃除をやってくれたのが彼だとしたら、あの時間より前にいないと辻褄があわない。
「......ん?」
教壇と黒板の間の溝に何かが落ちてる。
そんなに広くない隙間に手帳みたいなものが挟まってると思われる。



