隠れオオカミくんに溺愛されてます!?




なんであんなことを言ってしまったのか分からない。



ただ教室にいる彼に違和感を感じてしまったから、そんなこと無いようにしたいと思ったのかもしれない。



クラスメイトの姿が見慣れないって嫌だよね。



「.....とりあえず黒板掃除だけやって帰ろう」



いくら遅い時間になろうと日直の仕事が終わらない限り帰れない。



日誌は力尽きる前に何とか書き終えたから、黒板掃除さえ終えたら帰れる。



先ほどまで寝ていたからか体は元気なので改めて気合入れなおして、黒板掃除へ向き合おうと立ち上がった時───



「.........え、なんで....」



隅までびっちりと書き記されていたはずの黒板は元の綺麗な状態に戻っていて、黒板の溝や黒板消しまで綺麗になっている。



私のすべき仕事がすでに片付いている。