隠れオオカミくんに溺愛されてます!?




開かれた目は綺麗な色をしていた。



そして突っ立っている私と、視線が交わった。



正面から見た彼の顔の第一印象は、女装が似合いそうだなだった。



「.....誰?」



そんな彼から発せられた一言は、ごくありきたりなもの。



静かな空間には私と彼しかいないのだと思い知らされる。



誰と言われても、私もあなたに聞きたいし、聞きたいことは山ほどあるんだけど...。



これは名乗ったほうがいいパターンなのか?



......ん?



私をじっと見つめているその顔を、さらに見つめ返すと....



何かに気づく。



あれ、私....この男子知っているような。



この顔、見たことがある気がするんだよね。



しかも割と最近。