隠れオオカミくんに溺愛されてます!?




はぁと一息ついて、心を落ち着かせる。



やっぱり幽霊なんているわけない。



さっきの音はたまたま資料が落ちたり、風で何かなったということなんだと思う。



私自身が過剰にとらえすぎていただけ。



やっぱりあんなものはうわさでしかなかったんだ。



そりゃそうだよ。



色んなものが解き明かせるようになった今の時代に、お化けとか非科学的なものがいるはずない。



誰かがノリで流したうわさが尾ひれがついて出回ったというところかな。



確認できたことだし、そろそろ教室に戻らないと怒られてしまう。



そう思って背を向けようとした時だった。



ソファの上にある触り心地よさそうな毛布が動いた。



「.....え?」