隠れオオカミくんに溺愛されてます!?




さっきよりもはっきりと聞こえた。



まさか、こんな時間に私以外の誰かがいると言うの?



でも同じように資料を探しているとかなら、電気をつけていないのはおかしい。



それに私が入ってきたことに気づくはずだ。



怖い気持ちがさらに助長されたけれど、怖いもの見たさの気持ちが勝ってしまったのだろうか。



私の足は物音がした奥の方へと歩いていく。



普段、心霊現象とか信じないくせにどうして今心臓がバクバク言ってるんだろう。



これじゃあ怖くて認めていないみたいでダサいな。



学校のうわさなんて、真実を知らなくても誰かが言えば勝手に広まっていく。



だからこのうわさも信ぴょう性がないと思っていた。



自分の目で確かめれば、真実が分かるはずだ。