そう自分に言い聞かせるのに、どうして今うわさ話のこと思い出してしまうんだろう?
「ねぇ聞いた?社会科準備室で幽霊に出会った人がいるらしいよ!」
「マジ!?そんな話聞いたことないけど」
「本当だって!誰もいないはずなのに、物音がして振り返ったら....!」
「............」
こんな化学が発展した現代社会に幽霊なんているわけない。
そう思っているのに、嫌な汗が背中を伝う。
幽霊なんかいるわけない、幽霊なんかいるわけない。
そう心の中で唱えながら、再び電気を消そうとまた手を伸ばした時
「....!!」
また奥の方からガサゴソと何かが動く音が聞こえた。



