「はぁ....」
思わず、ため息が漏れてしまった。
まさか無言で授業をサボってしまうとは。
今まで一度もそんなことをしたことのない真面目にやってきたのに....。
3年生になって無言でサボるなんて、最悪すぎる。
そんなことを思っていたらチャイムが鳴って、5時間目の授業が終了したことを知らせた。
これで私はサボり確定....。
「別にサボったことにはならないと思うけど?」
私の心情を読んだかのように、そう言ってきた伊月。
なんで?と聞こうと口を開いた時に、ピロンと音が鳴った。
ブレザーのポケットに入れていたスマホを取り出して、画面を見ると妃沙からメッセージが来ているみたいだった。
もしかして5時間目を何も言わずにサボってしまったから、心配で連絡をくれたのかもしれない。



