隠れオオカミくんに溺愛されてます!?




「私、自分で決めて薬学部に行きたい。もっと勉強して日本だけじゃなくて世界で役に立てる人になりたいの」



これは高校生になる春、私が見つけた夢。



その日以来、一切揺らいだことはないし、叶えると決めて今まで頑張ってきたんだ。



「....いつの間にこんなに立派な子に育ったのかしらね。お母さんにそっくりだわ」



「お母さんに?」



「えぇ。お母さんもずっと言ってたわ。人の役に立てる自分でいたいって」



「そうだったんだ....」



自分の中にもお母さんの想いが受け継がれているのかと思うと、とっても嬉しい。



私、お母さんに胸を張って生きられる人でい続けるからね。



そしてお母さんの代わりにお父さんのことも支えていけたらと思ってる。



あまりにも大それたことなのかもしれないけど。