コンコン
集中していたら、扉がノックされる音が聞こえた。
「はーい」
「朱音?ごはんできたから、呼びにきたわよ」
「ありがとう。今行く」
全部は終わらなかったけど、ある程度は進められたからよしとするかな。
開いていた教科書とノートを閉じて、リビングへ向かう。
さっきまで何もなかったテーブルには、おいしそうなハンバーグプレートが置かれていた。
「今日はハンバーグなんだ?」
「えぇ。ソースもいつもと違うから、きっとおいしいと思うわ」
「それは楽しみ!」
普通のデミグラスソースであってもいつも手作りしてくれるけど、今回はどちらかというと見た目は和風っぽい。
お父さんのハンバーグはお店のものと変わらないくらいジューシーでおいしいから、楽しみだ。
ウキウキしながら座って、お父さんと向き合って食事スタート。



