いつも先生が座っているであろうデスクの上には中途半端な状態の包帯が放置されているし。
あんなところスポーツをしていない彼が怪我をする理由は、それ以外に考えられない。
単なる都合のいい思い込みかもしれないけど。
それでも彼は優しさを隠してしまうから、気づかせないように行動してしまうから。
今回、怪我のことを隠していたのだって私に心配をかけたくないからでしょう?
だって何も関係ない彼が、わざわざ保健室にまで私の荷物を運んでくれるわけがない。
.....ありがとうって直接伝えられなかったな。
いつもいつも彼は自分の優しさを隠してしまうから、意識的に見てないと気づけない。
これで彼に助けられたのは何度目になるだろう...。
面倒くさいといいながらも授業へ出席してくれたり、気づかない間に助けてくれたり。



