隠れオオカミくんに溺愛されてます!?




1学期の期末テストが終わった。



中間テストよりも科目が多いからかなり大変だったけど、何とか乗りきれた。



これが終わればもう1学期は終わったも同然だから後は夏休みを迎えるだけ。



点数がどうなっているか怖いけど、とりあえず今はテストが終わった解放感に包まれよう。



「....疲れた」



その声は思っていた以上に低くて、自分でもびっくりした。



なんで今年はこんなにも疲れているのか、自分でも分からない。



別にバイトを増やしているわけでもないし、無理をして何かをしているわけでもない。



家ではお父さんが栄養バランスを完璧に考えた食事を作ってくれているから、栄養とれてないってことも無いだろうし。



「ちょっと朱音、大丈夫?顔色悪いよ?」



いつの間にか隣にいた妃沙に声をかけられて、見た目的にも健康には見えていないらしい。