隠れオオカミくんに溺愛されてます!?




この時間はいつも人通りが少なくて、結構閑散としている。



私のバイト先であるこのファミレスは大通り沿いじゃなくて、さらに中に入ったところにある。



だからこそ仕事終わりに帰る道は人とすれ違うことすらないことが多い。



駅の近くになれば少しは人が増えてくるんだけどね。



そんなことを思いながら、慣れた帰り道を歩き続ける。



「.......!?」



ばっと後ろを振り向く。



けどそこにはいつもの景色があるだけで誰もいない。



さっき誰かの強い視線を感じたような気がしたんだけど....。



「...気のせいかな」



バイト終わりの疲れが出て、過敏になってしまっていただけかな。



最近夏の暑さのせいでかなり疲れやすくなってるし、自分が思ってるよりかなり疲弊しているのかも。



今日は早めに帰ろう....。



さっきよりも歩くスピードを上げて駅に向かった。