「今日はバイトだよ。だから一緒に帰れないんだ。ごめんね」
「そんなこと全然気にしなくていいけど、もうすぐテストでしょ?バイト入れて大丈夫なの?」
「テスト前のバイトは今日が最後だから、大丈夫」
「それならいいけど、無理はしないでね」
「ありがとう。でも大丈夫だよ」
テスト前になるとシフトを入れないことを許してもらえる優しい環境だから。
シフトに入れない分、他の人にしわ寄せがいっちゃうんだけど皆さん優しいから受け入れてくれてる。
そんな恵まれた職場だからこそ、高1の春からずっと続けられてる。
今回も今日のシフトで一旦、テストが終わるまでは入らないように調整してくれた。
「じゃあ私はバイトだから行くね。また明日!」
「またね。バイト頑張って!」
まだまだ話していたいけど、バイトの時間に遅れたらいけないので妃沙と別れて歩き出す。



