「ごめんごめん。疲れたからどうしても妃沙に癒されたくて」
妃沙を抱きしめてると嫌な気持ちも癒されて、消化されていくんだよね。
「さては、さっきの数学の授業で疲れ果てた感じね?」
「せいかーい。もう体力の限界超えた気分」
「あはは、お疲れ様。まぁ最後があの授業だと疲れるのは間違いないけど」
「だよね⁉︎もう進むスピード速い割に分かりづらいし、また妃沙に教えてもらいたい」
「はいはい。また時間ある時に、教えるから。朱音、今日はバイト?」
妃沙との約束が出来たことで一安心。
こう見えてというのは失礼かもしれないけど、妃沙は数学が得意。
あの分かりづらい授業も理解していて、テストでは常に高得点をとる猛者なのだ。
そんな妃沙に私は常日頃、頼りまくっているわけなんだけども。



