「ハハっ。わかりやす...!」
「......」
私の動揺は明らかだったみたいで、完璧に見破られていた。
返す言葉もなくて口を噤む。
だって絶対に綺麗だと思ったから、どうしても想像してみたかったんだよ...。
「おっともうこんな時間だ。俺は用事あるからそろそろ失礼するね。今日は突然だったけどありがとう」
腕にはめていた時計を見て、七五三掛くんは置いていたカバンを肩にかけなおす。
私も教室の時計を見ると確かに、結構な時間が経っていた。
まさか話しているだけでこんな時間が経っているとは思わず、少しだけびっくり。
「こちらこそ長い時間引き止めちゃってごめんね。用事の時間、大丈夫?」
最後の方とか時間も気にせずに私が質問していただけだったし、あれで時間とらせちゃったかな。



