最強さんは魔術少女を溺愛したい。【Extra】 ~魔術少女は溺れるほどに甘く愛される~

 わ、わぁ……。

 私は思わず、呆気にとられるしかなくなってしまった。

 お、思っていたよりも鬱憤溜まってたっ……。

 翔葉さんの様子からして、すぐには終わらないものだと思っていたけど……予想の斜め上過ぎて、何も言えなくなってしまう。

 そんな中でも翔葉さんの愚痴紛いなものは止まる事を知らず、時折ため息を吐きながら言葉を繋いでいた。

「本来なら新がするような代表の仕事も俺に押し付けてくるし、疾風たちは俺を過剰に信頼しているし。嫌な気がするわけじゃないが、過剰すぎると後々面倒になる。しかも、俺に話せば万事解決するとでも言うように、仁宇屋や宵闇はまず俺を頼ってくるし。他の組織の事なんざ、俺は知らねーんだよ。」

「……翔葉さん、いつもお疲れ様です。」

 悪態を吐くように面倒そうな表情を浮かべる翔葉さんには、こう言う事しかできなかった。

 私が言うアドバイスなんか意味ないと思うから言うつもりがなかった……けど、ここまでだと余計に言いづらい。

 無責任な事は言えないし、かと言ってほっとく事はできない。